イラン議会は月曜日に法案を可決し、過去にホルムズ海峡を航行する船舶に対して通行料を課す方針だ。1隻のタンカーの費用は最大で200万ドルに達する。これと同時に、法案は、米国、イスラエル、またはイランに対してかつて一方的な制裁を実施した国に関連する船舶が、通過をめぐって透過的に扱われることを禁止することを明記した。ホワイトハウスは、法案が可決される直前に反対を明確に表明した。
(前情提要:トランプ4/6の最後通牒「ホルムズ海峡を開放しなければ電力施設と油井を爆撃する」、イランの返答:米軍が島に上陸しても必ず引き返さない)
(背景補足:ホルムズ海峡の封鎖解除の兆し? イラン外務省:非敵対船舶は「調整」を経た後、すでに円滑に通過)
タンカーがホルムズ海峡を通過するのに、最大200万ドルの通行料が必要になる。これは、イラン議会が月曜日に立法した後の新たな状況だ。テヘランは、世界の5分の1の原油貿易を支える海上の要衝を、鍵のかかった料金徴収ゲートへと正式に変えることにした。
イラン議会の国家安全保障・外交政策委員会の当局者が、現地メディアに明らかにしたところによれば、今回の規制案にはもう一つの制限がある。つまり、米国、イスラエル、またはイランに対して一方的な制裁を課したことのあるいかなる国とも関連のある船舶は、すべて通行禁止の対象に組み入れられるということだ。
費用の精算について、テヘランはイランの通貨リアル建てでの支払いを主張し、アラブ首長国連邦ではなくオマーンと協力して、施行の裏付けとなる実務的な法的枠組みを整備するとし、取締りが実行できる根拠を確保する方針だ。
法案が承認される直前、ホワイトハウスは、米国はイランによるホルムズ海峡の通行料徴収を支持しないと明確に表明した。これにより、法案が可決されたことの政治的な含意は、より敏感になった。トランプ政権の強硬な圧力の下でも、イラン議会はなお、対決色の強いこの立法を推し進めることを選んだ。
ホルムズ海峡は世界で最も重要な石油輸送の要衝であり、世界の原油取引の約20%がここを通る。一旦、通行料法案が正式に実施されれば、世界のエネルギー供給網への影響は軽視できない。
この法案の時期は非常に機微だ。先に、トランプはイランに対し最後通牒を公に出し、4月6日までにホルムズ海峡を開放しなければイランの電力施設と油井を爆撃すると述べた。トランプは同時に、米国はイランの「新政権」と交渉しているとも語った。
この時期にイラン議会が通行料の立法を推進することは、対米圧力への正面からの打ち返しだと広く解釈されている。また、交渉の場でテヘランがカードを増やそうとする意図を反映している。現時点では、法案がいつ正式に発効するのか、そして取締りの仕組みがどのように実装されるのかは明らかではない。