ビットコインの直近の下落は、買い手によるエクスポージャー追加を止めていない。Santimentの新たなデータによると、BTCが一時的に$68,000の水準まで下げた局面でも、より大きな保有者と最小のリテール・ウォレットの双方で、過去1か月にわたる蓄積が続いたという。
この分かれ目が重要だ。通常、市場が弱含むと、トレーダーは「賢い資金が静かに入ってきているのか」それとも「リテールが単に冷めて去っているのか」の兆候を探す。今回は、流れが双方の端で同じ方向に動いているように見える。
Whales add size while price cools
Santimentは、しばしば「ホエール」と「シャーク」として一括りにされる、10〜10,000 BTCの保有者のウォレットが、直近30日で61,568 BTCを積み上げたと述べた。これは、市場のスポット価格に目立つ下押しが含まれていた期間における保有高の0.45%の増加に相当する。
暗号資産の文脈では、こうした行動はトレーダーが注意深く見守る類のものだ。もちろん、大口ウォレットが常に正しいわけではないが、弱い局面での継続的な買いは、短期のモメンタムを追いかけるというより、確信の兆候として読み取られやすい。
$68,000への下落局面の周りでこれが起きたことは、さらにもう一段の要素を加える。恐怖で買いを手放す代わりに、より大きなプレイヤーは、そのリトレースを買いゾーンとして扱ったように見える。
Retail wallets keep pace
ほぼ同じくらい目立つのがリテール側だ。0.01 BTC未満の保有ウォレットも同様のペースで残高を増やしており、小口の保有者が大量に振り落とされていなかったことを示唆している。
これは、次に即時のブレイクアウトが来ることを自動的に意味するわけではない。市場は、そんなにきれいに動くことはめったにない。だが、ホエールも小規模参加者も下げ局面で積み増ししているときは、価格の値動きが短期的にはまだ慎重に見えていても、根底にある需要が維持されているという考え方を補強しやすい。