最近の相場の上下動はもう人生を疑い始めた？

数日前に友人から聞かれた、「手元に1000ドルちょっとの元本しかないけど、巻き返すチャンスはあるか？」と。私は彼に言った、「元本の額は全く重要じゃない。肝心なのは、あなたがロットを回すテクニックを持っているかどうかだ」と。少額資金でこの市場で逆転したいなら、ロットを回すことがほぼ唯一の道だ。

私たちがかつてアカウントを14万ドルまで増やせたのは、運だけではなく、戦略があったからだ。

まず核心：ロット回しはリズムと規律が命。

多くの人は、動きが乱れて負ける。価格の動きに目を奪われてついエントリーしてしまい、レンジ相場で無駄に動き回るのは、自分から火の中に飛び込むようなものだ。私たちの戦略は逆だ——大きなトレンドに集中し、小さな変動には目を向けない。

あるとき、BTCが重要な位置で行ったり来たりしていたとき、私は事前に軽いポジションを仕込んでおき、シグナルを待った。翌日、方向性が明確になった瞬間にエントリーし、一気に動き出したら利益を確定して退出。これがリズム感だ。毎日チャートを見て無駄に動き回るのではなく、チャンスが熟したときにだけ動く。

追加エントリーのロジックも重要。

個人投資家の最もよくある間違いは何か？負けているときに必死に買い増ししてコストを下げようとし、勝っているときに慌てて逃げることだ。結果的にアカウントはどんどん縮小していく。

私たちは逆を行く：最初は5％のポジションで試し、方向性が間違っていないと確認できたら少しずつ増やす。利益が50％を超えたら、そこで追加を検討。ロット回しは誰が早く動くかではなく、誰が我慢できるかだ。

利確もまた一つの芸術。

私たちは「価格到達時に全て売却」といった硬直したやり方はしない。三段階に分けて行う：まず一部を確定して安全マージンを確保、次にコストを守りつつ反発に備え、最後に底のポジションを残して利益を伸ばす。こうすれば、市場がどれだけ動いても追従できる。

要するに、ロット回しは綱渡りのようなものだ。一歩一歩確実に踏みしめる必要がある。

ただ、リズムさえ合えば、数百ドルのスタートでも驚くほど高みへ登れる。これらは実戦で培った経験であり、口先だけの話ではない。

今、市場は何度も揺さぶりをかけているが、これは最良の修練の場だ。チャンスは決して欠かない。大事なのは、そのチャンスを掴める人だけだ。