StriveがGalaxy Digitalを超え、最大の上場企業ビットコイン保有者に

またしてもBTCの積み増し合戦が勃発——Striveはオープンマーケットから7,525枚のビットコインを直接購入し、1.62億ドルを費やして、一気にMike NovogratzのGalaxy Digital（保有6,894 BTC）を追い抜きました。

この資金はどこから来たのか？StriveはIPOを通じて永続優先株SATAを発行し、1株80ドルで資金調達を行い、しかも超過応募となりました。CEOのMatt Coleは「生死を賭けた瞬間」だと語り、普通株や社債ではなく優先株でBTCを購入したことで、ビットコインの保有量を増やしつつ株主の持分希薄化も回避できたと述べています。Striveはこの手法を用いた初のBTCカストディ企業だと自称しています。

主要な数字：SATAは年12%の配当を行い、株価は95〜105ドルの間で自動調整されます。これは、固定収益の安定性とBTCの値上がりポテンシャルを組み合わせたもので、まさに機関投資家向けに設計された商品と言えるでしょう。

同様の動きは他にも続いています。CleanSpark、トランプのTruth Social、Teslaも直近数週間でBTCの保有を増やしています。JPMorganもBlackRockのBTC ETFに3.4億ドルを割り当てたという報道まで出ています。

根底にある論理は明白です：企業はビットコインを「戦略的金庫資産」として捉え始めており、特にFRBの政策が不安定な今、その傾向が強まっています。Striveはまさにその先陣を切った形で、CFOは今後も市場環境が許せば追加購入を示唆しています。

これは本物の機関投資家レベルの「FOMO（取り残されることへの恐怖）」です。