#ETH走势分析 イーサリアムの最近の値動き、正直言ってかなり悩ましいですね。

全体的に見ると、3239の高値から下落して価格は3050付近まで滑り落ち、この下げの階段は非常に標準的です。テクニカル面ではEMA30とEMA60がすでにデッドクロスしており、しかも下方へ拡散し続けているので、中期の流れは明らかにまだベア（売り手）が握っています。毎回リバウンドして3110-3150のエリアに戻ろうとしても力不足で、ブル（買い手）は全く本格的な攻勢を出せていません。

私の判断はこうです：現状は弱いリバウンドの範囲内でのレンジ相場であり、ベアトレンドの構造は本格的には崩れていません。

**直近のトレード方針は？**

今のリバウンドはすでに勢いを失っており、出来高もついてきていません。私は3150-3180のあたりでショート（売り）を狙う方に傾いています。損切は3205をしっかり上抜けたら設定し、ターゲットはまず3050、そこを割ればさらに3000の大台を注視します。ロジックは単純で――レジスタンスを何度も試しても上抜けできず、MACDのモメンタムも下落傾向、このタイミングでショートのリスクリワードが最も良いと判断します。

**中期視点では？**

ダウントレンドの骨格はまだ残っているので、引き続きリバウンドがあればショートの追加ポイントを待ちます。3180-3230のゾーンが私の仕込み場で、損切は3280をしっかり上抜けたら。中期ターゲットは2850-2920のエリア。3230の壁を超えない限り、下落トレンドは変わりません。

**長期のポジショニング思考**

月足・週足ともにまだ弱含みの修正段階で、全体としてはベア寄りです。2つのプランを並行で考えます：

1つ目は、3000の大台を割った場合、スイングのショートでそのまま追従し、2720や2600を狙う；

2つ目は、ロング（買い）を考える場合は、4時間足で3230をしっかり上抜け、かつ週足で包み足の陽線を形成した場合のみ――それ以外はロングは絶対に手を出しません。

**コアのまとめ**

イーサリアムはいま典型的な弱いリバウンド局面で、出来高減少、MACDモメンタムも下向き、主導権はまだベア側です。3150-3180のレジスタンスを超えない限り、毎回のリバウンドはショートチャンス。短期は3050、ブレイクすれば3000、中期は引き続き2850エリアを注視。リスクポイントは3200-3230で、ここを本当にブレイクしたらトレンド転換の可能性も考え始めるべきです。