两ヶ月のアカウント変動は、私に本当の取引能力とは何かを再考させた。1700Uからスタートし、6月21日に9100U、7月5日に3.3万、そして最終的に7月18日に6.5万に達した——この過程で気づいたのは、自分がお金を稼ぐ方法がむしろ最も「馬鹿げている」ことだった。

私はK線の形態を見ないし、高頻度のT取引も行わない。MACDやRSIといった指標は私にとってほとんど役に立たず、プロジェクトのファンダメンタルズを研究するのも面倒だ。周囲のフルタイムトレーダーは私のやり方を荒唐無稽だと考えるが、その結果、周りの人々は次々と車や家を買い替える一方、私はこの「怠け者」ながらアカウントを指数関数的に増やすことに成功した。

方法は実は三つだけだ。第一は自制心で、ポジションは30%だけ動かす。価格が下落しても見て見ぬふりをし、横ばいのときも動かず、相場が上昇したときに一部の利益をロックしてリスクをコントロールし、残りのポジションはトレンドに従う。値動きの中で何度も損切りを繰り返すよりも、これが最も効果的だ。

第二はメインストリームのコインに集中すること。短期の小さなコインには手を出さず、流動性のあるメイン銘柄だけを見て、トレンドが明確になったら参入する。毎日何十回もチャートを監視して取引するトレーダーは忙しそうだが、私は月に一、二回大きな相場を掴むだけで、リターンはむしろより直接的だ。

第三は資金の層別管理だ。資金を五つに分けて、毎回1-2つだけを動かし、追加入金はトレンドに従う。盲目的に底値を狙うことはしない。こうすることで、どんな一回の操作も元本を傷つけることはない。

複利の効果がこの全過程で決定的な役割を果たした。多くの人の問題は判断力ではなく、感情や人間性に打ち負かされることにある——彼らはテクニカルを理解し、損切りもでき、反転もできるが、頻繁な操作や心の揺れによって最終的に退場してしまう。一方、私が頼るのは実行力、ポジション管理、そして忍耐力であり、特に奇抜なことは何もない。

この考え方に従うトレーダーの多くがアカウントを倍増させており、このロジックには確かに再現性があることを証明している。結局のところ、重要なのは「賢さ」よりも「安定さ」だ。