最近また「全ポジ(全倉)」と「逐ポジ(逐倉)」の違いについて聞いてくる人がいるが、この質問をする人は確かに多い。なので、率直に説明するね。



まずは一番核心となる違いから。全ポジ(全倉)というのは、要するにあなたの口座内にある利用可能な資金をすべて証拠金として使える、という意味だ。大きなプールのようなもので、すべての建玉(ポジション)がこの資金を共有する。こうするメリットは、リスクの緩衝余地が大きいこと。レバレッジをあまり荒く使わない限り、基本的に強制清算(強制決済)されにくい。私はヘッジ(保険)目的で運用する多くの機関投資家のユーザーを見てきたが、彼らはこの方式を特に好む。安定性が確かにより強いからだ。

逐ポジ(逐倉)はその真逆だ。各ポジションに証拠金が固定で割り当てられ、その資金はそのポジションにしか使えず、他のポジションとは一切関係がない。もしそのポジションの含み損がすべての証拠金を食い尽くすと、すぐに強制清算(強制決済)される。相場の変動が比較的激しく、かつレバレッジが比較的大きいときは、逐ポジ(逐倉)方式だと強制清算が起きやすい。ただし良い点もあって、損失はそのポジションに割り当てられた証拠金の範囲に限定され、口座の他の資金には影響しない。

証拠金の構造で見ると、全ポジ(全倉)方式はクロスマージン(交差証拠金)を使い、口座の残高全体が後ろで支えになる。逐ポジ(逐倉)方式はアイソレーテッド・マージン(独立証拠金)で、各ポジションがそれぞれ独立して運用される。

つまり実際の運用では、全ポジ(全倉)のレバレッジは、経験のあるトレーダーや機関投資家、特にヘッジを行うときに向いている。逐ポジ(逐倉)は新規の人に向いている。リスクが枠の中に収まり、損失にも上限があるので、心理的な負担が少し小さくなる。自分の取引スタイルとリスク許容度に合わせて選べばいい。
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