最近DeFiのプロダクトを見ていたとき、APYとAPRという2つの概念を多くの人がうまく理解できていないことに気づきました。実は私も最初は混乱していました。今日は、私の理解を共有してみようと思います。みなさんのお役に立てれば幸いです。



簡単に言うと、APYとは何でしょう?年換算の収益率のことで、複利の効果を考慮します。一方でAPRは年利率で、複利は含まれません。この2つは見た目が似ていますが、実際にはかなり違いがあります。

まずはAPRから説明します。これは比較的シンプルです。仮にあるプラットフォームに1万ドルを預けていて、年利率が20%だとすると、1年後には利息として2000ドルを得られ、合計は12000ドルになります。2年なら14000ドル、3年なら16000ドルです。この計算はとても分かりやすく、元本×利率で、1年に1回だけ利息が付く=複利なしです。

しかし、そのプラットフォームが毎月あなたに利息を支払う場合はどうでしょう?すると複利の話になります。毎月、あなたはいくらか利息を受け取り、その利息が翌月に利息を生む元本になります。つまり、あなたのお金は雪だるま式にどんどん増えていくのです。やはり同じ1万ドル、年利率20%でも、毎月複利なら1年で12429ドルを得られ、単純なAPRより429ドル多く稼げます。さらに毎日複利なら12452ドルになります。

この違いは、長期投資ではよりはっきりします。同じ条件で、3年投資すると、毎日複利なら19309ドルになり、複利なしなら16000ドルです。差は3000ドル以上ですね。

ではAPYとは何か?複利の効果を年換算の収益率に置き換えたものです。年率20%のAPRに加えて毎月複利があると、実際のAPYは21.94%です。毎日複利なら、APYは22.13%まで到達します。これが複利の魔法です。

DeFiでプロダクトを選ぶとき、この違いはとても重要です。同じ年利率でも、複利の回数が多いほど、最終的に得られる金額は増えます。だから2つのプロダクトを比較するときは、絶対にAPRの数字だけを見ないでください。どうやって複利がかかるのかを見るべきです。あるプロダクトはAPRが高く書かれていても、複利の頻度が低い場合、最終的には「APRが低いが複利頻度が高い」プロダクトのほうがAPYは上回ることさえあります。

もう1つ注意したい細部があります。いくつかのDeFiプロダクトでは、年換算の収益が報酬としてトークンの形で支払われます。法定通貨(fiat)ではありません。つまり、トークンの収益を安定して得られていても、トークン価格が下落すれば、投資総額の価値がそれでも目減りする可能性があるということです。プロダクトを選ぶときは、やはりしっかり下調べをして、APYとは何か、リスクがどこにあるのかを理解したうえで、数字だけを見て突っ込まないようにしましょう。

まとめると:APYは複利を考慮し、APRは考慮しません。複利の頻度が高いほど、APYとAPRの差は大きくなります。DeFi投資では、必ず同じ複利頻度で比較することで、どの収益が本当に良いのかを見極められます。
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