アルゼンチンの潜在的な弱点——連続2試合の3-2、守備の綻びが露呈



アルゼンチンは準々決勝に進出したものの、問題は露呈しつつある。グループステージ3試合全勝で失点1という成績は一見完璧だが、決勝トーナメントに入ると、ガーナ(佛得角)とエジプト相手に連続で3-2の危なげな勝利となった。

アルゼンチンの現時点での最大の弱点は次の通りだ。密集した守備に対しての攻撃手段が単一で、攻略の効率が足りないこと。加えて、アルゼンチンの後方にはベテランが多く、守備に戻る際のスピードがやや遅い。サイドバックが前に出て攻撃参加した後には大きな空白が生まれやすく、相手の高速カウンターの格好の標的になりやすい。

スイスのエンボロはスピードが非常に高く、リマやロメロの反転が遅いという弱点を突いて先にゴールを奪う可能性が極めて高い。2014年W杯のラウンド16ではスイスが118分間死守し、全盛期のメッシを擁するアルゼンチンも為す術がなかった。最後の時刻になってようやくディ・マリアが決勝点を挙げた。いまのこのスイス代表は、攻守両面の実力が全面的にアップグレードしている。アルゼンチンは決して油断してはならない。スカローニは試合前に「スイスは今大会で守備が最良のチームの一つだ。密集守備を打破する方法を見つけなければならない」と述べた。

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