米東時間7月13日、米国株の主要3指数はいずれも下落し、テクノロジー株が大盤下落の主な要因となった。取引終了時点で、ダウ工業株30種平均は138.37ポイント安(0.26%安)の52,498.64ポイント。S&P500種指数は60.05ポイント安(0.79%安)の7,515.34ポイント。ナスダック総合指数は408.43ポイント安(1.55%安)の25,873.18ポイント。



大型テック株の値動きはまちまちだった。マイクロソフト、アマゾン、アップルは小幅に上昇した一方で、テスラ、エヌビディアはいずれも3%以上下落し、グーグル、メタはいずれも1%以上下落した。半導体株は集中売りに見舞われ、フィラデルフィア半導体指数は4.78%と大幅に下落し、今回の調整の「最悪の被害区域」となった。Armは7%以上下落、インテルは6%以上下落、AMD、マイクロン・テクノロジーはいずれも4%以上下落。メモリ・光通信のセクターも連動して大きく下落し、サンディスクは12%以上急落、SKハイニックスADRは9%以上下落、Astera Labsは12%以上下落した。

今回のテック株の大幅下落は、地政学的な対立の激化と利上げ観測という二つの要因による圧力が主因だ。まず、中東情勢(米・イラン)の対立がエスカレートし、国際原油価格が急騰した。WTI原油先物は9.42%上昇し、ブレント原油は9.59%上昇と、市場のリスク選好を大きく損なった。次に、原油高がインフレ懸念をさらに強めた。FRB理事のウォラーは強気(ハト派ではない)なシグナルを出し、コア・インフレの圧力が続く場合は、近い時期に金利を引き上げる必要があるかもしれないと述べ、市場の利上げ観測が急速に高まった。

金利上昇と地政学的な攪乱が重なる中、これまで大きく利益を積み上げてきたAIや半導体などの高バリュエーションの成長株には、資金の回収(現金化)が入った。市場は「成長ストーリー」から「利益の実証」へと厳格に目を向け、テクノロジー・セクターのボラティリティは短期的にさらに拡大する可能性がある。
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