英阿の宿怨——24年に一度、世代ごとにそれぞれの英阿対決がある



兄弟たちよ、イングランド対アルゼンチン。 この対決自体が、サッカー史上でもっとも話題を呼ぶ因縁のひとつだ。

両チームはワールドカップで5回対戦している。1962年、1966年、1986年、1998年、2002年 。その後は、ちょうど24年あけて――と言える。つまり、すべての世代のサッカーファンにとって、自分たちの英阿対決がある。

1986年メキシコ・ワールドカップ。マラドーナの「神の手」と「世紀のゴール」という2つの名場面は、今なおワールドカップ史上でもっとも象徴的な映像のひとつだ。1998年フランス・ワールドカップでは、ベッカムがレッドカードで退場し、イングランドはPK戦で敗退。2002年のグループステージでは、ベッカムがPKでアルゼンチンに雪辱した。両者の因縁は、ピッチから歴史へ、試合から民族の感情へと広がっていった 。

そして今、24年が過ぎた。両チームは再び準決勝で相まみえる。メッシは試合後に次のように語った。「イングランドと戦うのは特別だ。彼らは強いチームだからね。僕個人としては、今回が初めての対戦になる。イングランド以外には、すでにすべてのチームと対戦した」

イングランドのレジェンド、ジョー・コールはさらに強い口調で言い切った。「イングランドは100%アルゼンチンに勝つ。メッシを家に帰してやる。僕たちはアルゼンチンに対してスピード面で優位すぎる」 一方、スコールズは試合が「徹底的に大混乱になる」と予想し、スコアは4-3の可能性、そしてレッドカードが場に出るだろう 。

24年の待ち時間。二世代の因縁。 この試合の見どころは、勝敗そのものをはるかに超えている。

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