昨日のニューヨーク市場の金価格は、一気に4000の重要な心理的節目を割り込んだ。米国の雇用データは粘り強く、そこに加えてFRB(米連邦準備制度理事会)当局者が一斉に強硬(タカ派)的な発言を放ったことで、市場は利下げ予想を先送り。ドルと米国債利回りがそろって上昇し、無利息のゴールドは資金の売り(投げ)に遭った。中東情勢が原油価格を押し上げ、インフレ再加速への懸念が高金利を支え、リスク回避資金がドルに流入。こうして金の「避難所(リスク回避)としての性格」は機能しなくなった。長期では中央銀行の金購入が底値を下支えするが、金曜の週足での締めに向けて短期では売り方が優勢となっている。


チャートは大陰線を4本続けて出し、金価格は各期間の移動平均線の上値で圧迫されている。売りのトレンドは明確で、指標は売られすぎを示し、今後の値動きは概ねレンジ下での陰線下落が主になる見通し。取引は基本的にショート優勢で、反発局面では4018-4025で売り、目標は3970-3940。いったん3940-3960まで戻ってきて底堅さを確認できる場合のみ、軽めに短期ロングを検討し、損切りは3935の下、上は4000の関門を見込む。
GLDX-1.70%
PAXG-1.09%
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