多くの短期取引者はこのような瞬間を経験しています——損失を出した後、"巻き返そう"と焦り、逆により深い困境に陥る。

12月中旬の相場でも同じことが起きました。最初のロングポジションは方向判断の誤りで損切りされ、その後14日の夜19時に衝動的に再びロングを仕掛けました。明確なシグナルもなく無理にエントリーし、15日に再び損失を出しました。振り返って気づいたのは——これは単なる取引判断ではなく、自分との闘いだったということです。前の取引の"名誉回復"を狙うこの心情は、短期取引において最も危険です。短期取引の第一原則は絶対にポジションを持ち続けないことです。感情に支配されると、損失は雪だるま式に増えます。

このことに気づいた後、自分に冷静さを強制し、15日の夜から16日の明け方までの下落局面では完全に放棄し、2日間かけて状態をリセットして短期のリズムを取り戻しました。この"損切り期間"は非常に重要です。

冷静になってチャートを見ると、取引シグナルは明確になりました。主な考え方は：トレンドラインが極端に乖離し、再び中央値に戻るとき、"買われ過ぎ/売られ過ぎ"の指標、特に出来高が急増したときにエントリーを選ぶことです。こうして選び出したシグナルの勝率は格段に向上します。

その後の5回の取引はすべて利益を出しました。そのうち19日に85150で開いたロングポジションは現在半分を決済済みで、残りは利確ラインを引き上げました。固定の利益確定比率は設定せず、指標に応じてリアルタイムで調整し、利益が出たらすぐに決済します。

残念ながら、18日の夜22時に89166でショートポジションを持ったことです。当時、売られ過ぎのシグナルとトレンドの修復を見ていましたが、23時のK線の突然の反発により、このポジションは理想的な位置まで到達できませんでした。取引はこういうものです。完璧な取引は存在しません。できることはシグナルの精度を高め、厳格にルールを守ることだけです。あとは確率に任せるしかありません。