ウォーシュの「第一級の決定ブースト」が長期国債を押し上げ、モルガン・スタンレーは短期側のボラティリティに警告

シタデル・ソキュリティーズによると、米連邦準備制度(FRB)の先週の会合以降、新しい議長ケビン・ウォーシュのもとで、長期の米国債は短期のものを上回る動きとなっている。2年/10年の利回りスプレッドは約40ベーシスポイントから27ベーシスポイントへと縮小し、いっぽう2年/30年のスプレッドは90bpから71bpへ圧縮され、利回り曲線のフラット化を反映している。シタデルは、ウォーシュの強い反インフレ姿勢と政策の決断力がFRBの信用を高め、長期金利を安定させ、期間プレミアムの要求を引き下げるとみている。

モルガン・スタンレーのストラテジスト、マシュー・ホーンバッハ氏のチームは、ウォーシュの改革――短い政策声明と縮小したフォワードガイダンス――がアラン・グリーンスパン時代をなぞる可能性があり、短期側の金利のボラティリティを大幅に高めると警告している。2年物国債利回りはFRB会合後、1年以上で最大の1日あたり上昇を記録し、投資家は現在、追加の利上げの可能性に備えている。米国債市場のボラティリティを測るICE BofA MOVE Indexは、2月以来の最も低い水準まで後退した。

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