取引を始めて5年、この5年間で一番高くついた授業料を払ったのは——
方向を読み間違えたからでも、銘柄を選び間違えたからでもない。
脳の中にシステムがないとき、感情だけで賭けてしまったからだ。
相場が順調なときはポジションを最大まで積み上げて、「自分こそ天選の子だ」と思う。
相場が一度ひっくり返ると、すぐに慌てて進行方向を変え、損切りした直後に即反転。
さらに反転したところで踏み抜かれて、結局は両側から殴られる。
その後、当時の取引記録を見返して、ある法則に気づいた:
儲かったときはそれなりの理由がある。負けたときも、山ほど理由がある。
問題は、理由が正しいかどうかではない——
そもそも自分の行動を測るための「固定の物差し」を持っていなかったことだ。
そこで自分を追い込んで、取引をルールとして書き出した:
感情がどれほど強くても、シグナルが来なければ絶対に手を出さない。
最初の数週間は本当にきつかった。手を背中で縛られて、他人が走るのを見ているみたいだった。
でも結果として、徐々に安定してきた。
5年後に振り返ってみると、システムがあるかないかで最終的に開くのは収益の推移曲線ではなく、
心の中のあの曲線——
K線の上下に振り回されなくなって、初めて本当の意味で稼ぎ始められる。
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