寝つけず、考えてもわからないことに思いを巡らせていた。ずっと止まることなく進んできて、ふと立ち止まって自分を振り返ってみると、見逃していた重大なズレに気づいた。自分を問い詰める:分析能力が低下したのか?洞察力が衰えたのか?いや、そうじゃない。ただ一度も自分を顧みたことがなかっただけだ。本来は局外にいたはずなのに、いつの間にか局中に入り込んでいた。「碁盤の中にいて解を得られず」という言葉がまさに自分に当てはまっていた。実は、他人の中での自分の立場を過大評価していたことこそが最大の失敗だった。事実はたった二文字に尽きる「価値」—彼女は変わろうとしないわけではない。あなたからの関心を避け、見て見ぬふりをするのは、変わりたくないからではなく、あなたが彼女を変えさせる人物ではないからだ。ただそれだけのこと。ふと悟った。実は大きな過ちを犯したわけではない。ただ、長い時間をかけないと見えてこないズレを経験していただけだ。そろそろ抜け出さなければならなかった。危うく迷い込むところだった。
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