コメルツ銀行によると、7月10日、同行のシニアエコノミストであるベルント・アイデンシュタイナー氏は、「米国のAIインフラ投資は、過熱懸念があるものの、今後も維持される可能性が高い」と述べた。実際のIT機器およびソフトウェアへの投資は、ChatGPTの2022年のローンチ以降、約50%増加すると見込まれており、同程度の段階にあった1990年代のドットコム・バブル期に見られた120%の急騰と比べて中程度だ。
コメルツ銀行は、S&P500の12か月先行予想株価収益率(フォワードPER)が約20倍で、2000年のドットコム崩壊時に記録した25倍のピークを下回っていると指摘した。仮にAI投資サイクルが弱まったとしても、2008年のようなシステム全体の銀行危機が起きる可能性は低い。過去のテック・バブルは、債務不履行ではなく株式の下方修正によって吸収されてきたためだ。