世界の注目を集める米・イラン和平交渉が、間もなく正式に幕を開ける。イランのタスニム通信社が最新の情報として明かしたところによると、今回イランが派遣する交渉代表団は計 71 人で、議長のカリバフが自ら率いる。メンバーには外交、防衛、そして中央銀行のトップ層が含まれる。一方で米国の代表団の陣容はさらに驚異的で、総人数は 300 人にまで達し、その中には大規模な警備・衛兵チームが含まれる。
(前情提要:ニューヨーク・ポスト:トランプ氏は、米・イラン交渉が失敗すれば「徹底的に破壊する」と警告。米軍艦隊は最強の武器で満載)
(背景補充:今後48時間:イランと米国が停戦交渉、ロシアとウクライナが休戦、火曜にイスラエルとレバノンがワシントンで対話)
世界が息をのむ「米・イラン和平交渉」の詳細が、さらに明らかになった。国際原油価格と中東の地政学という命脈を左右する世紀の綱引きの前夜、双方が交渉のテーブルに並べる陣容は、すでに事前に判明しており、まったく異なる戦略的な姿勢を示している。
《新華網》がイランのタスニム通信社(Tasnim News Agency)の11日の最新報道を引用するところによると、イラン政府は今回の交渉のため、計 71 人の大規模な代表団を組織した。このチームには、交渉の中核となる担当者だけでなく、専属の専門家委員会、メディア代表、そして接遇・警備要員が配置されている。
この「イランの今後の運命を握る国家チーム」と見なされる人員は、対米姿勢で常に強硬とされる**イラン・イスラム議会議長カリバフ(Mohammad Bagher Ghalibaf)**が自ら率いる。そのほかの中核的な意思決定層のメンバーには、以下が含まれる。
報道によれば、今回の交渉は、経済制裁の解除、核施設の存廃、中東の地軍事的な布陣など、**「高度に複雑でセンシティブ」**な論点に関わることから、イランは特に技術と専門家の陣容を強化した。同行者名簿には、副外相のガリババディ、外務省報道官のバガエ、最高国家安全保障委員会事務局の外交政策副部長アリ・バゲリ・カニ(Ali Bagheri Kani)、さらに複数の議長戦略顧問や重要な議員らも含まれる。
イランの 71 人の政経軍エリート・チームに対し、副大統領のヴァンス(JD Vance)が率いる米国代表団は、陣容としてはより威圧的で防衛的に見える。
タスニム通信社の報道は特に、米国代表団の総人数が 300 人に上ると指摘している。ただし、そのうち相当数の人員は警備、衛兵、そして接遇チームに所属している。米国大統領トランプ氏が先日、「協議で合意できなければ最強の武器を使用する」と極限までの圧力をかける警告を出したことを踏まえれば、このような巨大な重装備による警戒態勢は、パキスタンのイスラマバードで行われるこの会談に、より濃い防衛色と厳しい緊迫感を加えるのは間違いない。