サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、オランダの半導体メーカーであるネクスペリアを傘下に持つ中国のエレクトロニクス企業ウィンテック・テクノロジーは、監査人が見解不表明(ディスクレーマー)を出し、支配をめぐる争いのさなかにあるネクスペリアの海外事業からの財務記録を検証できないとしたことを受け、4月29日に上海証券取引所で上場廃止リスクを指摘した。
この監査上の問題は、3月に起きた混乱に続くものだ。ネクスペリアの中国部門が、オランダ本社が中国の従業員向けのオフィス口座を無効化したと非難したのだ。ウィンテックは、社内システムを復旧させ、ネクスペリア中国のデータへの完全なアクセスを取り戻そうとしているという。ウィンテックの株式には、5月6日から上場廃止リスクの注意喚起が付され、株価が5%を超えて変動した場合は取引が停止される。同社は、この問題が2026年末までに解決されなければ、上場廃止となる可能性がある。