週末の朝、ベランダで花に水をやっていると、水差しの水が葉の上にこぼれて、きらきらと光った。
スマホは手すりの上に置いてあり、画面は点いたままだ。
$ETH の200xロングはまだ走っていて、1651で入ったのが今1867、含み益は2282%。
私はそのまま水をやり続けて、急いで確認しなかった。花に水をやり終えて、水差しを隅に戻してから、ようやくスマホを一度だけ見た。数字はまだ跳ねている。
この注文は明け方に入った。あのとき相場は長いこと横ばいで、1650のあたりを何度も様子見しつつ反復していた。でも毎回下がりかけると引き戻される。私は3回目の押し戻しで1651に戻ったところでロングで入った、200xで、損切りは1630に置いた。それから寝た。
起きたときには、価格はすでに1800まで来ていた。
花に水をやりながら考えた。この注文を持ちこたえられたのは、度胸があるからじゃない。入る前に考えをはっきりさせていたからだ――1650は直近の安値で、3回の押し戻しでも割れなかった。つまり誰かがつり上げている。200xはたしかに攻めているけれど、損切りは20ドルだけで、許容範囲としては十分。
花に水をやり終える頃には、注文もだいたい決まってきた。
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